素敵な言葉
私は“バカ”がつくほどの恋愛体質です。
恋愛体質でない方からすると、どうしてそこまで好きな人のことで頭いっぱいになれるのか理解不能でしょう。しかも原動力が恋愛感情なので、恋をしていない時期は自分を奮い立たせるまでに時間がかかるかかる。
4年前まではそんな自分の性格に向き合うことができなくて、テンションの高い日があれば、わけもわからず涙を流す日もあって、とにかく情緒不安定。
自分で自分のことも理解することができないのに他人の意見が耳に入ることもなく、辛かったのを憶えています。
いままで、私は「好き」か「嫌い」かで物事を判断していました。
「白」か「黒」。「表」か「裏」。
中途半端な感情は持ち合わせていなくて、興味がなくなると即切り捨てるような、ある意味冷徹な人間だったかもしれません。(こわっ)
友達関係においても、(あ、嫌だな)と思うともう関わらない。
だから寂しいことに、親友と呼べる友達はいません。母の「だから友達できないんだよ。」って言葉には毎回反抗しますが、実際そう。笑
そんな私を変えてくれたのが、4年前に出会った今の彼。
「白黒はっきりしているところが花蜜の魅力だけど、グレーがあってもいいんじゃないの?」と教えてくれたのです。
衝撃的だった。
いいの??と。
ただただ視野が狭かったんですね。
それから人との関わり方を見直し、おかげさまで友達も増えました。
賢くて仕事に一生懸命で家族想いで、誰に対しても優しい彼に出会えて良かった。猛アピールして若干彼が押しに負けた感あるけど、お付き合いできて良かった。私にたくさんの知識や知恵を与えてくれる。尊敬できるパートナー。
滅多に自分の気持ちを言葉にしない彼ですが、先ほど「この1年無事に乗り越えられたのもことのおかげだよ、ありがとう。」と言われました。
びっくりした。
びっくりしすぎて泣き損ねた。
今になってキーボード打ちながらうるうるしてる。
私、「ありがとう」って言葉が一番好きです。
好きだから、小さい事にもすぐに「ありがとう」と言うようにしています。
世界が「ありがとう」に包まれたらいいのに。
照れる必要なんてないですよ。