まるで夢のような生活を

好きな人や好きなことを思い切り好きだと伝えていきます。

初めての彼 価値観の相違

 恋が芽生える前に付き合った彼。

 

それは、私の初めての彼氏でもありました。

 

 中学生の頃、男子からよくからかわれていた私は、男子を毛嫌いしていました。男子が近くにいるだけで怯えるという、軽く男子恐怖症だった時期も。

 

思えば、中学生の頃に限らず、幼稚園の頃からからかわれていたな…。なぜだ…からかいやすいオーラでも出ているのか。

 

 高校は思い切って女子高を選んだので、学校での出会いではありませんでした。母の経営していたお店にたまたま来店した同級生の男の子。その人がのちに私の彼となる。

 

 好きって何?

 

と、高校時代は思いっきりひねくれていた私。

ただ、家庭環境や趣味が似ていたので話が尽きず、初めて異性の人とお話をして楽しかったのを憶えています。

 

 告白をされたときはまだ恋がなんなのか、一緒にいて楽しいけどこれがそうなのかよく分からず、戸惑いました。漫画を読むのが好きだったので、たくさんのヒロインに感情移入するのは得意なのですが、自分の気持ちとなるとすごく鈍感。

それでも構わないから付き合ってみないかと再度言われ、彼氏彼女の関係になったはいいものの、しばらくパニック状態。

 

だって、そんな目で見たことないんですもん。泣

 

彼氏ってことは、キス…するよね。それ以上も…するよね。

 

 ‘友達’と‘恋人’という距離感の違いに困惑しつつも、彼が優しく隣で微笑んでくれていたから次第に恋に変わっていきました。

距離が縮まったからこそ、どうしても相容れないことに目を瞑ることができなかった。それは本当に、気持ちだけでどうにかなる問題ではなかった。

 

一緒にこれからもと考えたときに、必ず壁となるお互いの価値観。これはとても重要なものだと学んだ一夏の恋。

 

 急にこんなことを書いたのは、その彼から結婚したとの連絡が入ったから。

(ブロックしていたとばかり思っていたからびっくりしたのはここだけの話。)

 

 結婚ラッシュはいつまで続くのやら。